イタミを知って覚悟を知る
イタミを知って人は優しくなれる
「痛みを知った人は、他人にやさしくなれる」
みたいな言葉がありますね。私は人にやさしいとかいうことは無いので痛みを知らない人間なのかとも思えますが、理屈は分かるような気がします。今回は遠征のはなしです。
"伊丹"のことは知っていた
遠征で伊丹空港を使ってすごく速かった、快適だったというオヤジギャグです。私は東京に住んでいるので所謂オタクイベントでの遠征はほとんどやったことがありません、今回もいれて人生で6回目ぐらいだと思います。
交通費に予算の大半を持っていかれる、私の推しはJRか!というような経験もしたことがないので遠出するというのはいかに自分が温室育ちであるか、そして週末都民がどんだけすごいかを知るかなり大事な経験です。
たまにならたのしい旅行だけど...
たまの遠征はもはや半分旅行なんで、今回私も楽しくさせてもらいました。移動宿泊含めて。ただこれを毎月とか、毎週続けるのは大変だと思います。移動の痛みを経て会いに行く程の推し...辛さを経験してこそ、その根本にある応援する覚悟に気づけるんじゃないかと、オタクにそのバイタリティを湧かせられるのはそれぞれの推し以外にはできないんじゃないのかと、私はこう思ったわけです。
干されを知って推されを知る
これは知り合いの言っていた言葉です。干されたことに気がつけるのは推されていた時期を知っているオタクだけ...これは非常にポジティブな考えというか、でもそんじょそこらのオタクが適当に言ったセリフではないので非常に重みをもって心に刻んでいます。
干されの痛みを知って、それでも立ち上がるオタク....そこには推しへの固い固い覚悟が見えると私は思います。まあ、干され推されという概念は幽霊を信じますか的な側面があるので受け流してくださいね。オタクは真面目だから何でも本気にとらえて面倒くさいよ
パ・リーグのどん底を知って勝利を知る
これは野球ファンにも流用できる考え方のような気がします。長い冬を越えて、ようやく始まったシーズン、終わってみればBクラスで迎える秋口の虚無感。たまに2位になってこそ知る勝ちの喜びと負ける悔しさ。勝ってばっかりのチームにはバファローズのこの葛藤は分からないでしょうね.....いや、そんなもの、分からんで結構!勝てるなら勝てるだけ勝ち続けてくれ!!
ということで、エビスト遠足編の感想でした。ただ今回、結構推しから嬉しいことを言ってもらったり渇きとは無縁の遠征でした。余は満足、今週からまた頑張ります。というわけで、次の遠征は今週末(京セラドーム)です。